大根の種類
大根の種類
何気なくいつも買ってるだいこん。
私たちがよく買っているのは青首大根という種類です。
だいこんの種類は他に、聖護院大根(丸大根)、守口大根、
辛味大根などがあります。
■青首大根(あおくびだいこん)
生産量のうち95%を青首大根が占めています。
辛味が少なく煮崩れしにくいので家庭料理で大活躍です。
葉っぱに近い部分が土の外に出て太陽にあたった部分が
薄緑色になるところから、青首と呼ばれています。
また、農家にとっても引き抜く力が弱くていいので収穫が
しやすいだいこんとして重宝されいます。
■聖護院大根(しょうごいんだいこん)または
丸大根(まるだいこん)
京都の聖護院というところで改良された丸い形の
だいこんです。
地元の人からは丸大根または淀大根
と呼ばれて親しまれています。
煮崩れしにくく、すぐ煮えるのと甘みがあるので調理しやすいです。
このまるだいこんを使ったレシピはこちらです。
そして、皮までおいしく食べられます。
■守口大根 (もりぐちだいこん)
大阪府守口市で栽培されていましたが、最近は
岐阜での生産が多いです。
長いものは2メートルもなりますが直径は2.5センチほどで
とても細長い形をしています。
たいてい砂地のような土壌で育てられます。
辛味が強く固いのでほとんどが漬物用として栽培されて
います。
守口だいこんは酒粕と一緒に漬けられて綺麗なべっこう色の
守口漬に加工されます。
■辛味大根
おそばの薬味に最高!な辛味だいこん。
京都市の北部、鷹ヶ峰(たかがみね)で栽培されて
いる京野菜のうちの一つ。
元禄時代から作られています。
おろしても水分が少なくてさらさら。
とっても辛いですがおそばの味を10倍ひきたてます。
見た目は5センチほどで小さいです。
■切干大根
だいこんが豊作だったときの保存食として作られたのが
始まりです。
主な産地は東海地方で、愛知産が有名で江戸時代の
中期頃から作られました。
ざるの上で天日に干すだけなので家庭でも作れますよ。
またアミラーゼを含んでいるので日に干すと旨みが増し
栄養もぎゅっと凝縮されます。
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